みんなでつくる海外農業情報プラットフォーム

agritersとは?

agritersは、食や農業に関する海外の現地体験を集めた、非営利で運営されるMultiple Author (複数著者)BLOGです。


立ち上げの背景。

このブログの発案者は英国の大学院で農業政策について研究しているところですが、海外にいると食生活のあり方や農業・農村のあり方について、良くも悪くもハッとさせられることが多くありました。その中には、日本にいて、日本の農業を良くしようと活動している友人たち共有して、活動のヒントにしてほしいなと思うことも結構あります。

とはいえ、雑誌や新聞に寄稿するのはハードルが高いし、自分でブログを作ってもそんなに頻繁に更新できる自信もなく・・・。一方、誰かと一緒にやれば、個人の更新頻度は低くてもそれなりに定期的に情報発信できそうだし、自分も他人の記事を見て刺激になりそうだし、それなりに発信力もつきそうだなと思ったのです。たまたま農業関係のサークルの卒業生のネットワーク(GOBO)に所属している友人たちが何人か海外で働いていて、彼らに意見を聞いてみるとすごく好意的で、「ぜひやりましょう」ということになり、このブログを立ち上げることにしました。初期は固定のライターで記事を書いていきますが、どなたでも記事を投稿していただけるようなページにしていきます。

 

目指していること。目的。

目指していることは、ずばり、「食料・農業・農村について、海外で活動している方の「気づき」を、日本で活動していて、自身の取組に何らかの「ヒント」を探している方に届けるブログ」です。

農業の国際化が叫ばれて久しく、現実にも、食料・農業・農村分野にも貿易交渉を通じてグローバル化の波が押し寄せつつあります。それを受けて、「オランダに高付加価値農業を目指せ」とか「イタリアのスローフードに学べ」とか「企業型農業経営を取り入れよ」など、たくさんの海外の情報が発信され、それに基づいて、様々な方から提案がなされる時代になりました。しかし、農業はどの国でも様々な問題を抱えており、一概に他の国を真似ればすべて問題が解決というものでもないでしょうし、そもそも日本の中でも、農業者の数ほど、そして消費者の数ほど、自分に合う食と農のかたちは違っているような気がします。大事なことは、たくさんの例を知り、それぞれに合ったモデルを見つけて、それをヒントに日本での取組を事情に合わせて発展させていくことではないでしょうか。このブログでは、海外在住で食料・農業・農村関係の活動に従事している方を「海外農業特派員(アグライター)」に任命し、海外で得られた、「モデル」や「ヒント」を、なるべくたくさん日本に届けることを目指しています。

なお、記事の内容は「食料・農業・農村分野において、今後の日本にとって参考になると思われる、海外で得られた気づき・体験・知見」に当てはまるものであれば、分野は問いません。より具体的には「日本農業の国際化(農作物、サービスの輸出・国内における輸入品との競合)にとって必要なもの」「農機等の輸出や、キャパシティビルディングによる技術の輸出など日本農業(技術・人材)が海外諸国において果たせる役割」などでしょうか。

このブログをきっかけに、海外に在住する様々な方が、ご自身の感想や問題意識を持ち寄り、日本に発信することがもっと頻繁に行われて、それが日本の食料・農業・農村活性化のヒントになることを願いつつ、読者の方だけではなくライターの方にも喜ばれるブログの運営を目指していきます。

 

2017年2月14日 agriters事務局一同